創業100年の歴史/消費者向き製品で開発国内~海外へ市場展開
四国中央市の紙製品出荷額は全国一です。四国中央市の紙製品メーカー、同業社、加工会社からの印刷・製品加工の受注が全体の55%を占めます。
この地域には協力な印刷会社が無く、松山・高知の印刷会社の参入がありますが、当社のキャパと品質で市場シェアは5割程度はあると考えます。
今回のコロナウィルスの影響ですが、一般商業印刷は大きな影響を受けるが、BtoC紙製品は今のところ堅調に推移しています。主な得意先はカクケイ㈱、㈱エムパック、佐々木紙工、今村紙工等になります。
その印刷・加工技術を駆使して開発したのが「geografia」自社ブランド商品です。UV(紫外線硬化型インキ)印刷機導入を機に「ファイルdeメール」を開発・展開・特許登録で大きな成果を作りました。その他企業向けBtoB製品、消費者向けBtoC製品を数多く開発して世に送りました。メディアのデジタル化により、紙離れが進行しています。今後は人口減少、少子化により、市場規模はますます縮小となります。そういう中で当社の特徴は下請け型だけでなく、開発・ものづくり型で多くの製品を展開してきました。企業の予算縮小もあり、BtoB事業は苦戦していますが、BtoC製品の強化を図り、紙製品・文具のメーカーを確立して、ブランド構築したいと考えています。お客様からの下請け受注がベースではありますが、こちらは市場動向に左右されます。自ら出来ることとして開発~告知~展開を積極的に取り組んで行きたいと考えています。