包装材料用のフィルム研究・開発 ※埼玉化学・繊維・素材メーカー
化学・繊維・素材メーカー
■本事業の背景:同社は従来からプラスチックを使用したフィルムパッケージ(軟包装)を開発しており、食品や日用品の包装など、様々なものに活用されています。プラスチックは私たちの生活に欠かせない材料ですが、海洋プラスチック問題など、プラスチックが環境に与える影響が注目されています。そこで、同社では持続可能なプラスチック活用を目指し、新しい軟包装用の素材開発や技術向上に取り組んでいます。多くの軟包装は、複数の素材(マルチマテリアル)から構成されるため、通常はリサイクルが難しいですが、当社では機能性を維持しつつリサイクル可能な単一素材(モノマテリアル)の開発を行っています。軟包装以外にも様々な用途のプラスチック素材を開発してきた当社ならではの豊富なノウハウと高い技術力を活かして、世界共通の環境問題の解決に貢献できるお仕事です。■業務内容:包装材料用のフィルム設計に関して以下業務をお任せ致します。・成形用樹脂の重合検証・成形装置を用いたフィルム成形試作・成形フィルムの性能評価・取得データの統計解析 等■採用背景:これまで同社では軟包装の製造工程のうち、素材やフィルム製膜された製品を購入し、その後の加工工程の研究・開発をしていました。しかし、今後の多様なニーズや更なる技術発展のため、上流工程である樹脂重合およびフィルム製膜の内製化に取り組むべく、募集しています。特に重合に関する知見をお持ちの方歓迎です。■魅力:・生活に必要不可欠ながら環境問題でもあるプラスチックですが、「プラスチックのある世界」と「持続可能な社会」の両立を目指して社会課題の解決に取り組むことができる業務です。・この技術が商品化された場合、コンビニやスーパー等の食品や日用品の包装といった身近な商品に使用されるため、非常にやりがいを感じやすい業務です。・また自社内で、基礎化学品の加工~商品化まで一貫して行っているため、完成品を見ることができます。・当社は、特にバリア加工において、コンバーティングに独自の技術を保有しており、業界トップシェアを有しています。■配属組織:某ホールディングス株式会社へ出向となります(労働条件は同社から引き継ぐ)・総合研究所 循環型社会研究室 フィルム開発Tの配属となり、6名の人員で構成されています。・アジア・ヨーロッパ・アメリカ等に製造拠点もあり、場合によっては出張も発生します。(半年~1年に0~1回程度/期間は1~2週間程度)・リモートワーク制度:有り。週1~2日程度、在宅勤務が可能です。※なお将来的に、海外拠点への赴任の可能性がございます。(赴任期間は2~3年程度の想定)
- 年収
- 400万円~800万円※経験に応ず
- 職種
- 研究・製品開発
更新日 2025.05.20