知財|将来の電力インフラ支える蓄電池メーカー電気・電子・半導体メーカー
電気・電子・半導体メーカー
【概要・募集背景】当社は2006年の創業以来、リン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池セルの開発を一貫して行っており、2010年から川崎市の量産工場でLFP電池セルを生産しております。LFP電池セルは、現在、中国EVメーカーを中心に世界中でトレンドとなっておりますが、そのパイオニアはエリーパワーです。LFPパイオニアであるエリーパワーの技術力や電池セルの性能をスズキ株式会社に評価され、2023年にスズキ株式会社が当社の筆頭株主となりました。そして、今後、EV用電池セルに参入することが決まっており、将来的にはライセンスビジネスを見据えております。このような将来に向け、2024年春に電池の研究開発部門を川崎事業所に集約すべく、新たに「バッテリーR&Dセンター」を立ち上げました。当センターが、エリーパワーの新たな研究開発拠点となります。同じ敷地内には、LFP電池セルの量産工場があり、今後、新規の電池セル開発と既存の量産技術とのシナジーが生まれるものと期待しております。この新たに立ち上がった「バッテリーR&Dセンター」と連携し、以下の業務についてお任せいたします。【業務詳細】・特許事務所との事務手続きフォロー等ご担当いただき、知財業務の全体像のご理解を深めていただきます。・研究開発部門との打ち合わせに参加し当社電池技術の専門的な知識を習得いただきます。・知財の専門領域に関し、発明創出支援から順に特許・ノウハウ判断、特許出願手続等ご従事いただきます。・知財に関する法律については定期的な座学等をおこなって知識を深めていただきます。【配属部門】■知財部・弁理士資格を持つ部長の下、少数精鋭のメンバーで構成され、風通しもよく、分からないこと等もご確認いただけます。【会社の強み】様々なメーカーがコスト面のメリットを考え、中国を始めとしたアジアでの生産をしている中で、同社は電池の安全性を徹底的に追求し、完全国内生産にてフルオートメーション化されたクリーンな環境で電池製造を行っております。住宅やオフィスなどで使用されている小型蓄電システムにおける販売実績No.1でクリーンエネルギ、カーボンニュートラルが求められる昨今、大変重要かつ高い需要のある製品を扱っております。【コア技術の「蓄電技術」】・社会インフラの向上2011年の震災以降、太陽光・風力等再生可能エネルギーが注目を浴び、電力不足・停電に対するリスク対策が求められるなか、経済産業省は「蓄電池戦略」を打ち出し、蓄電池の導入促進による市場創造を重要施策としています。災害大国日本においては、停電時の非常用電源以外にも、発電とセットにすることで、ピークシフト・ピークカット・系統調整が可能となり、分散化されたエネルギーを持つ社会インフラ実現が可能になります。・カーボンニュートラルへの貢献脱炭素化への取り組みが加速する中、蓄電池は繰り返し使用できることから、脱炭素実現の鍵を握る再生可能エネルギーシステムやEVに活用され、市場が拡大しております。電池市場全体の生産金額における蓄電池が占める割合は増加し続け、現在は蓄電池は9割を超えてております。「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」において蓄電池が脱炭素欠かせないものとなっております。
- 年収
- 年収非公開
- 職種
- 法務・知財・特許
更新日 2025.06.03